なんちゃってキャバ嬢(卒業)

徒然なるままに、アングラ・性にむかひて。キャバは卒業しました

老舗ストリップ・浅草ロック座。二つの意味での無修正、ご開帳に拍手。

転勤で東京を離れる友人が、「最後にストリップを見に行きたい」と言い出したので一緒に行くことになりました。

キャバ時代に「浅草のストリップはいいぞ」と熱弁していたお客さんが居たのを思い出し、今回は浅草ロック座へ。このご時世、どこまで何を見られるのか全く下調べしないまま、お店に入りました。

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ショーの長さは約2時間で、料金は3500円。安い…ちなみに早い時間に並び、きっちり花道の横の席をGET。今回の公演「GIVE 1st season」には7人の女の子が出演しました。この7人のキャスティング、なにが凄いって全員タイプが違うんです。

少女趣味で可憐な女の子が脱ぐと、女神のような神々しさ。
SM風の女王様が脱ぐと、抵抗できない挑発的なエロス。
エスニックテイストの踊り子風が脱ぐと、香しくて神秘的。
黒髪ショートのロリ系が脱ぐと恥じらいがあって可愛らしい。
しかしみんな、ポスターの写真よりも実物のほうが可愛い。宣材写真変えた方がいいよ…

個人的には4景・7景(白石美咲・伊沢千夏/敬称略)の舞台が凄い好みでした。この2人はオーラが違って、素人目でもキャリアが違うのがわかります…が、さらに。

舞台芸術がシュールで好みすぎた!水色の手術服にガーターベルト・網タイツ。十字架に縛られたワンピースの無垢な乙女たち。黒子操り師とウェディングベールに白いガーターベルトの花嫁たち。いやいやいやもう!その晩の夢に出たよ!
話は戻りますが、海外のストリップを見に行ったことはないですが、恐らく日本には日本独特のエロスがある気がします。肋骨が浮いて見えるような薄い身体に映える、影のある色香。無防備な裸体に、濃い化粧とのギャップ。儚くて脆くて折れそうな、死語ですが「手込めにしたい」エロティシズム。
それは2重の意味での「無修正」でした。一つ目は、女性器にモザイクが掛かっていないということ。二つ目は、グラビア雑誌のようなphotoshop加工をしていないということ。
髪のほつれや背中のニキビの跡まで見える近さで、女性の裸体を見ることはありません。性交渉する際に真っ暗にするかは人によりますが、ライトアップすることは無いでしょう。人工的な透明感のある肌に見飽きた現代、生々しいリアルな裸体は女性でも必見。

回転ステージで「秘部」があらわになる瞬間、お客さんは一斉に拍手をします。

写真でも映像でもない生身の、先ほどまで服を着て踊っていた女性が、身体の秘められたところをさらけ出す。それは、あまりにも現実からかけ離れ過ぎていました。

前回男性のパイパンについて書きましたが、ストリップを見て思ったのは「毛があったほうがエロい」。100%見えてしまうより、ご開帳してもなお、ちらリズムを求めてしまうのでした。

いやーほんと良かった。途中入退出可能ですが、最初から最後までしっかり飽きずに鑑賞できます。これで3500円とか。映画1本見に行くより絶対におすすめ。

最後に、月経管理が大変そうだなあ…とか考えてしまうのが女性のさがでしたが。ちなみに今度出張の機会があるので、大阪のストリップに行きます。

次の日は牡蠣が食べたくなったので、牡蠣小屋に行きました。

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(写真はホタテ)

⬇️パイパンと言えば。