なんちゃってキャバ嬢(卒業)

徒然なるままに、アングラ・性にむかひて。キャバは卒業しました

新宿TSミュージックでストリッパーとの距離わずか30㎝を楽しむ

実は4カ所目となるストリップ劇場巡り。今回は新宿TSミュージックです。

新宿という街は不思議なところで、ストリップ劇場のアクセスが「新宿区役所の、ま裏」。まだまだ色々なものが入り交じっている街ですね。

私が働いていたキャバクラが新宿区役所の向かい(真向かいではなかったけど)だったので不思議な縁を感じるのでありました。

 

劇場は雑居ビルの外階段を上って2階にあり、若干入りづらさはあるものの、看板見てたら客引きの人が「どうですか、ストリップ」と私にも声を掛けてくれたので入場。

劇場内は思ったより狭かったです。シアター上野よりも少し広いくらいで、回転台はありません。照明はグラデーションが基本のシンプルなものでした。

踊り子は6人。着衣で踊り→脱ぎながら踊り(ヌードの場合もあり)→撮影タイム→ヌードで踊り、という流れで1人ずつ披露します。撮影タイム含め、ひとり約30分なので、全員分見ると3時間です。

値段は通常5200円なので、他のストリップ劇場と比べると高めですが、本来このくらい払ってもいいと思います。安すぎると女の子のお給料が心配…

 

開園ぎりぎりに行ったのですが、最前列の花道寄りが空いていたので着席。混んでました。

舞台と客席の距離が非常に近く、ものの30㎝先に女体。舞姫の額の汗や膝の痣、陰毛の剃跡まで見えて臨場感がありました。

 

新宿だなーと思ったのが、海外からの観光客の受け入れをしているところ。フライヤーや壁には、英語・中国語・韓国語で説明が書かれていました。たまたま居合わせた観光客のグループが超絶マナー悪くて、「踊っている間のお喋り、会場内での携帯電話の使用は控えてください。通訳の方、お伝えください」と繰り返しアナウンスが流れました。マナーは守りましょう!

 

衣装はドレス系が大半でキャラ被りもありましたが、脱ぎ方がそれぞれ違うので注目すべし。少しずつ脱いでまといながら踊る子もいれば、後ろ向いてぱって脱いで投げて振り向く子も。

個人的にテンション上がったのは、着物の衣装だった子が2人もいたこと!やっぱり和だよねー。音楽が三味線から始まったとき、超テンション上がったもん。襦袢は色っぽい。最高。海外観光客からもウケが良かったです。

 

今回のハイライトは、上半身は薄い胸に肋が浮いているのに下半身は柔らかい脂肪としなやかな筋肉に包まれていた舞姫さまの後ろ姿。ニーハイから伸びた太ももとお尻の隙間から見える陰部と、お尻から肋にかけてのカーブは、中村明日美子の書く極端に線の細い美しい絵柄を彷彿とさせます。

 

そして毎回思うんですが、フライヤーとか看板の宣材写真ってなんであんなに気合い入ってないんだろう。今どき風俗やキャバクラはもちろん、我々がSNSにアップする写真だって、加工し過ぎて誰だか分からないレベルで綺麗にしちゃうのに、ストリップはたいてい「実物の方が可愛い!」ってなる。

今回の舞姫たちは美人なだけではなく、目をあわせて微笑んでくれる子が多かったので嬉しかったです。撮影タイムで3回写真を撮っちゃいました。

 

順番が狂いましたが、大阪の東洋ショーとシアター上野もいずれ書きたいと思います。

 

⬇️東京のストリップと言えば浅草ロック座