会社が定時に終わり過ぎて、キャバクラで働いてた時よりもよっぽど健康的な社会人生活を送っています。こんばんは。
さて、帰宅後ニュースを見てみると、どうやら昨日の橋本市長の言葉が物議をかもしているようです。 ここは政治に関して語るブログではないのでその発言の可否は問いません。
今日は彼の発言を肴に、「愛人契約」について考えたいと思います。
*まず愛人を定義します
この記事では、最も多いケースとして 「既婚男性が未婚女性と金銭を対価とした肉体関係を一定期間結ぶこと」とします。
※「金銭を対価とした」は不倫との区別、「一定期間」は風俗と区別するためです。
※ちなみに不特定多数の男性からその都度いくらか貰ってデートして性交渉することについては、定義から外れるためここでは愛人とは呼びません
*次に契約の定義をします。
日本には私的自治の原則がありますから、契約の自由が認められています。
契約書がなくたって契約は成立しますし、基本的に両者の意思に基づいて自由に契約できます。 ということで、愛人契約も問題無し…ということになったらなかなかスリリングな世界になっちゃいます。
そこでそういう(ざっくり言えば)世の中を乱すような契約は無効にしちゃおうという特別ルールが、それが法律用語で言う「公序良俗に反する」(民法90条)。
…ってことで、愛人契約、無効。
ざっとこんな感じが法律と愛人契約の関係です。 別にここまではネット検索すれば出てくる話。 では現在、愛人の世界ってどんな感じなんでしょう。私は愛人の経験はありませんから、周囲の話をまとめてみました。
最近はプチ愛人ってのが流行みたいです。
がっつり愛人やるんじゃなくて、ゆるーく「愛人はじめました」的なやつ。
時代は平成、ましてや消費税も上がった2014年。 今時1ヶ月まるまるお手当出せるパパなんてそうそう居ません。 ですので、月々のお値段を下げて会う回数を減らしたお得なプランが登場する訳です。 これがいわゆるプチ愛人。 昼はOL、夜は愛人ってパターンが多いと思います。OLも、お一人様で生計立てるには正社員じゃなきゃ厳しいですからね。
一方、愛人一本でやってきた女性はこれでは生活できません。ですので複数のパパを掛け持ちします。
かつて愛人契約は、たいてい独占契約でした。
ひとりの女の子に一人のパパ。 しかし単価が下がったことにより、それが不可能になります。 結果、パパ側からすれば、ひとりの女の子を複数の男性と共有してることに。
要はルームシェア、カーシェアときて次は愛人シェアという訳ですね…! (知り合いが命名してました)
愛人契約の性質も変化しているようですね。不景気だわー…
最後に橋本市長の発言に戻りますが、規制緩和のPRで愛人持ち出したら、賛成する側もしづらくなりますね…
これからは賛同者のおじさまに対して「お前は愛人囲いたいだけだろ!」っていう野次が飛びそうです。