なんちゃってキャバ嬢(卒業)

徒然なるままに、アングラ・性にむかひて。キャバは卒業しました

「男を買える」状況になってわかること。タイのゴーゴーバーに行ってきた

最近まったくブログを更新してませんが、生きてます。チャオ。

「故人サイト」という書籍を読んでから、もしもの時に親にブログが見られると思うと怖くなって更新できませんでした。ウソです。親はこのブログを知っています。

 

最近何をしていたかというと、タイで夜遊びしてました。これはホント。

タイに行ったのに暑すぎてクーラーが効いてる商業ビルに引きこもり、涼しくなる夜に行動を開始したらこうなりました。

純女、ニューハーフ、ゲイ向け…多種多様なゴーゴーバー 

友人の友人が現地の風俗雑誌のライターだったので、紹介してもらい、男性二人とパッポン通りへ。

 

ここ日本だわ。上野だわ。仲町通りだわ。歌舞伎町より奥行きがないから、間違いなく仲町だわ。または湯島。

キャッチも日本人だし、片言ガールばっかりだし。ファミマもセブンもあるし。

友人の友人が顔見知りだらけなので、さらに日本の地元感。(地元上野じゃないけど)

 

とりあえずパッポン通りは通るだけにして、ナナプラザへ移動。

おお!これこれ、イメージ通り!

狭い路地の両脇にピンクのネオンがひしめき合い、2階建ての通路の上から女の子(らしき見かけの子)が手を振る。

派手な音楽と転がるビール瓶。

ここですよここ!夢にまで見たゴーゴーバー!

 

テンションアゲアゲな私と、毎日通ってるので冷静なライター氏、なぜか無理矢理連れてかれて目を白黒させてる純朴青年氏。

 

とりあえずライター氏の行きつけのゴーゴーバーに入店。

お店の子は正真正銘の純女(じゅんめ/身体が性別的に女性であること。性自認が女性・性対象が男性という意味を含むこともある)だそう。

買って抱くまで女かどうかわからない。それがタイ。

 

ポールダンスを踊ってましたが、ショー自体のレベルは普通。トップレスになることと連れ出せることを除けば、特に珍しいこともありません。

 

早々に出てお次はニューハーフがいるゴーゴーバー!!!

さすが第三の性が受け入れられているバンコク夜の街。

みんな美女(レディーボーイ)。脚も細いし胸もぽよよ~んだし、声も話し方にコツがあるのか野太くない。

うーん、ここまで完成度が高いとギャップ萌えがないのでちょっと寂しいんですけどね(勝手)

 

ともあれ超かわいいレディボーイちゃんを隣にはべらせ、特別におっぱいを揉ませてもらいました。

シリコンだからかちょっと冷たいけど、触り心地は上々。もういっぱいご馳走してお店を後にしました。

お店を出るとき、「ワタシとみんなで、4P」と連れ出しを迫られたのはさすがです。その発想はなかった。

「男性を買える」という非日常が突然転がってきた

 近くの援交喫茶を挟んで、場所をソウカウボーイへ移します。

 

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ここで入店したのは、水槽ショーが目玉のゴーゴーバー。踊るのは男性、メインのお客さんはゲイの男性。

働いている男性はゲイよりもノンケ(性対象が女性)が多いとのこと。

日本人の若い女性は私しかおらず、もの珍しいのかこっちが見世物の気分。しかし人生で初めて、露骨な色目を使われるという経験をしました。

日頃、ストリップに行こうがキャバクラに行こうが私はドンピシャの「お客さん」ではありません。

せいぜいお客さんになりうるのはホストくらいですが、ホストだって小娘に本気で営業はしない。

しかしここでは、ちょっとお金をも持ってそうな(諸事情によりフォーマルな格好だった)女性は立派なお客さん。

初めて「男を買える」環境は、とても不思議なものでした。

 

今まで自分の性は、「買われる可能性があるもの」でした。

私自身はセックスをお金に変えたことはありませんが、少なくとも「買う」性になるなんて想像したこともなかった。

こんなにも性は簡単に買えるものなのだと目の前に突きつけられて感じたことは、性を買うことはwin-winならば悪いことではないのかもしれないということ。

例えば自分の意思で、自分と同じか少し下くらいの大学生の男の子が、家族への仕送りや貧困のためではなく自分のために、より良い生活がしたいという理由で、他の選択肢が数多くある中で売春を選んだとしたら。そして相手側も、その事実を認識した上で、きちんと避妊や性交渉の決まりごと、対価について合意したのであれば。誰に責められるものでもありません。

 

売買春と言っても、いろいろなものがあります。

ひとくくりに良い悪いとは決して言えないと改めて実感。

 

まあここまで言っておいて、結局買いませんでしたけどね。

理由は買わない理由もないが、買う理由もないというところ。

自分にとってそのハードルは、好奇心で飛び越えられるほど低くもないというのがわかったのも新しい発見でした。

 

ちなみに水槽ショーですが、勇ましい肉体の男性が全裸で水中ダンスを繰り広げるというもの。

なかなか見応えがありました。

モノが凄まじく立派で、勃起してないのに20cm over

ショーが終わったあと、そのまま全裸でチップをもらいに席を回ってきたのですが、

チップ渡したらモノを握らせようとして、全力で遠慮しました。

でろーんとしているモノにはイマイチ興奮しません。

 

 

さて、長くなりましたが、女性だけでは体験できない楽しい夜になったと思います。

久しぶりの、このブログらしい記事になりました。