みなさん、ハプニングバーってご存知ですか?
今回は久しぶりに「アングラ散策」カテゴリーで記事を書きたいと思います。ハプニングバーの簡単な概要から、楽しむためのちょっとしたコツまでご紹介☆
ハプニングバーとはその名の通り、(エッチな)ハプニングが起きちゃうバーです。
普通のバーをちょっと改装したところに、全裸やセクシーランジェリーの男女、仕事帰りと思われるスーツ姿などが入り混じってお酒を飲んだりHなことをしたりしているところ。
常連さんもいれば初めて訪れる人も居ますが、みんな楽しくどんちゃん騒ぎ。
ハプニングの過激度は、軽いペッティングから本番行為までいろいろで、個性的な性癖を持っている人も多く、鞭や縄プレイが見られる時もあります。もちろん、ハプニングの矯正は無く、飲むだけの人も居ます。
まずは簡単に、ハプニングバーの概要について(私の知っている限りで)ご説明。
バーなのでお酒を出すところというのは共通ですが、システムや規模はいろいろ。
3フロアある大規模なハプバーから部屋の1室を借りているようなところまでありますし、男女ペアでしか入れないところ(これは「カップル喫茶」の名称で別ジャンルとして扱われる場合もあります)、クラブメインのところなどさまざまです。
ざっくりとした遊び方のイメージで括ると、男性同性愛者が性行為の相手を探す「ハッテン場」と近いかもしれません。ただ、ハッテン場は異性間の性交渉と無関係のため法的規制が緩いことと比べると、ハプニングバーは取り締まりの対象になりやすい分、お店側のセキュリティチェックやルールは厳しい傾向にあります。
私が行ったことのあるハプニングバーでは、会員登録の際に免許証やパスポートなどの公的な顔写真付きの身分証が必要でした。
また、トラブル対策として無理強いの禁止を徹底しているところや、警察の抜き打ち調査に備えて全裸禁止のところもあるようです。
ちなみに知り合いがこの抜き打ちに居合わせたことがあったのですが、入り口で従業員が警察に対応している間に、客はそのへんにあったコスプレ服を着させられ、店側は「ここはコスプレをして楽しむバーです」という弁明をしたそうです。いまでもそのハプニングバーは経営しているので、この言い訳は一応通用するみたい。
今回は風営法的な観点の内容は省きますが、個人的には、自由にさせておけばいいんじゃないかと思っています。基本的には人様の迷惑にならないジャンルですから。
さて、次に店中の様子をご紹介します。といっても、私は大箱しか行った事が無いのでご参考までに。
部屋の区別が無いところや、すべて一緒のスペースになっているところももちろんあります。小箱に行く方は本気度が高い傾向にあるため、ハプニングする気がない私のような人間は恐れ多くて行けません…
・プレイルーム
床が柔らかいマットになっており、小部屋に分かれているところと大部屋のところがある。ソファや大人のオモチャがあったりする。
また、小窓やマジックミラー越しに部屋の外から中の様子が覗ける様になっていることが多い。
・バールーム
お酒を飲みながら会話するスペース。ここではハプニングが禁止のところもある。フリードリンク制が多いためついつい飲み過ぎてしまうが、男性が飲みすぎると…(略)
・SMルーム
縄を吊るための丈夫な天井がある。
・シャワールーム
ハプニング終了後、身体をキレイにする場所。ここでハプニングすると多分怒られる(笑)。
・ロッカー
貴重品は基本的にここに。携帯電話は盗撮予防のため、ロッカーに預ける必要あり。クラブと違って店内の治安は意外といいので、帰り際ロッカー開けてみたら何か無くなっていたなんてことは少ないと思います。
・ポールダンス用のボール、ダーツ機、ステージ、大人のオモチャ箱、コスプレ服
部屋ではないですが、こんなものが用意されているところも。
続いて客層についての考察です。
男性の年齢層は幅広く、それなりにお金に余裕がある人が多い様に感じます。ゆえにみなさん常識があり、意外とジェントルマン。
もちろんお金があるといっても、インテリサラリーマンから怪しげな投資系起業家までいらっしゃいますが。男性の入場料は高く設定されているため、ハプバーはなかなかお金のかかる遊びなんですね。
それに対して女性は、カップルで来ている人を除くと若い子が多い。
女性の場合、入場料は無料だったり1000円以下だったりするのでハードルは低いですが、男性は若さを求めますからね。世知辛い。
恐いもの見たさで来るきゃぴきゃぴしたグループもたまに見られますが、ひとりで来てがっつりハプニングする肉食女子も居ます。こういう常連さんを狙うのが、初心者男性としては一番正しい。どんなに可愛くても物見遊山の子は脱ぎませんし、ちょっと強引に迫るとスタッフに怒られます。
また、ハプニングは全く起こらない時とあっちこっちで発生している時と、差が激しい気がします。
やっぱり雰囲気なんでしょうか。どこかがし始めると、連鎖して大人の大運動会が始まります。複数入り交じってのプレイや、カップルで来ている女性を違う男性が抱いていたり(もちろん彼氏の許可済み)、セルフプレジャー(きれいな言葉で表記してみました)ショーなど目のやり場に困るほど。
一方、何も起こらない時はスタッフが気を使い、自らハプニングをしたりと大変そう。ハプニングがしたい・見たい人は、人が多い週末で、なおかつ終電間際と始発間際が狙いめです。
ちなみに私は見る分には見ますが、自分ではしない派。単純に話すだけでも面白い場所です。猥談に花が咲きますし、変わった人と話すのは飽きません。
コスプレをしているおじさまとダーツをするとか、ナイスバディなお姉様の胸をもませてもらうなんて楽しみ方もあります。
最後に、ハプニングバーを楽しむ秘訣をちょととだけ。
まずは自分を解放すること。上品ぶっても面白くありません。性癖や恥ずかしい経験談など話してみましょう。
そして無理強いは絶対にしないこと。もとを取ろうとする気持ちはわかりますが、ハプニングバーは大人の社交場。スマートな積極さが求められています。断られても笑顔で去りましょう。余裕がある人の方がモテますよ。
ご興味がある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
間違いなく世界が広がりますよ。